福島の郷土料理『いかにんじん』🥕🦑

 

福島の人なら誰でも知っている「いかにんじん」は、冬の伝統料理として多くの市民に愛され食べ継がれてきた、ご飯にもお酒にも合うおいしい郷土料理です。

OMJプレゼント企画三品目は、そんな福島発祥の郷土料理、いかにんじんの食べ比べセットになります✨

 

 

いかにんじんとは…?

「いかにんじん」は、するめとにんじんを醤油、お酒、みりんなどでつけた、さっぱりとしていてついつい食べ過ぎてしますお漬物です。初冬に出回る「長にんじん」を使用することと、保存期間を長くするために冬期のみ各家庭で作られ、特に正月には欠かせない料理でありましたが、近年は一年を通して「短いにんじん」が出回るようになり、かつ各家庭に冷蔵庫が普及したため、 一年を通して食べられるようになりました。
また、市内の漬物会社でも製品として作るようになり、一年中福島市内のスーパーマーケット等で売られています。

 

いかにんじんのルーツ

市内に住む、70~80代のおばあさん数人に聞き取り調査を行ったところ、「本人のお母さんはもちろん、祖母も作っていた。」とのことなので、100年~140年位の歴史があると思われます。
「いかにんじん」を食べる地域は、福島周辺(県北地方)に限定 されており、例えば同じ福島県でも郡山市・白河市等では食べられていません。米沢市・相馬市・白石市等、福島市近隣の市では、一部の家庭で食べられていますが、これは「福島から嫁いだ方が伝えた」と言われています。
北海道に「松前漬け」という「いかにんじん」に酷似した郷土料理があり、『どちらが元祖なのか』議論されていますが、「松前漬け」のルーツは、「こんぶいか」(注)であり、「いかにんじん」とはまったく異なる松前地方の郷土料理です。(食物研究家 神田 美枝 氏談)

※昆布とスルメを細く切り、醤油に漬け込んだもので、江戸時代頃からあったようである。戦後、華やかさを演出するために、数の子やにんじんが加えられました。

参考文献 : 日本の食生活全集 第7巻 聞き書 福島の食事 : 農村漁村文化協会発行

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